ホーム>漢方&ダイエットコラム>その他>ネオニコチノイド系農薬の規制緩和
その他

ネオニコチノイド系農薬の規制緩和

こんにちは。

みなさんに考えてほしいことがあります。

5月19日に厚生労働省がネオニコチノイド系農薬の食品残留基準の規制緩和をしました。

 

ネオニコチノイド系農薬というのは、植物に深く浸透し、残留性が高い強い神経毒です。

残留性が高いため長期間効果があるので、農薬をまく回数が減るため減農薬になるとのことです。

 

ここで、よく考えてほしいのです。回数が減るから減農薬…。

確かに回数は減ります。

ですが、私たちが減農薬に求めているものは何でしょうか?

 

農薬のリスクを減らしたいために、減農薬や無農薬を求めているのではないでしょうか。

回数が減っても、より強い・残留性の高い農薬を使うことは私たちの求めている減農薬でしょうか?

土壌への残留性も高いために、低濃度でも続けていれば徐々に蓄積していく恐れがあります。

また、ネオニコチノイド系農薬は植物に深く浸透しているために、食べる前に洗ったくらいでは全く減らすことができません。熱にも強く、加熱しても排除できません。

 

ネオニコチノイドは胎盤も通過しますので、妊婦さんが摂取すると赤ちゃんにも影響があります。

神経毒なので、赤ちゃんの脳の発達に影響が出ると思われます。

生まれてからも、乳幼児期の脳が発達するべき時期に摂取されると、発達障害などの影響が懸念されます。

 

このようなものに『減農薬』などという言葉を使ってほしくないと思います。

本当に農薬を減らして頑張っている農家さんもいると思いますが、それとこれが同じ言葉で表現されて良いわけがありません。

 

ネオニコチノイド系農薬については、生態系に悪影響を及ぼすと結論する論文が数多くあり、世界的には規制が進み、禁止する国も増えています。

また、厚生労働省は国民の意見を聞くためにパブリックコメントを実施しており、その結果はほとんどが規制の緩和に反対であるという内容でした。

(1657件の意見が出されたパブリックコメントでは反対1656件、賛成1件だった:2014.03.07 グリーンピースジャパン プレリリースより(http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2014/pr20140307/))

しかし、日本は今回の規制緩和を行っています。

 

このような状態の中、なぜ規制は緩和されたのか?

ネットではほうれん草の基準がクロチアニジンで約13倍に引き上げられたといわれていますが、ひどいものでは1000倍(みつば)に引き上げられたものもあります。食べる量が少なければ1000倍くらい入っても大丈夫ということでしょうか?
みつばが好きで、大量に食べる人がいたとしたら、その人はどうなるのでしょうか?

国民の利益ではなく、農薬メーカーの利益のために緩和したと思ってしまいます。

 

私たちの健康を考える中で、国への不信感は募るばかりです。

 

食品添加物、農薬、化学物質…私たちが口にするものに、本来入ってほしくないものがどんどん入れられていくような気がします。

あなたは、体に影響がない量だからといわれて、毎日の食事に毒が混ぜられていても平気ですか?

 

今回の規制緩和に対して、私が一人で何を言ってもやめさせることはできないでしょう。

ですが、みなさんによく考えてほしいのです。

 

いくら規制が緩和されようと、食品・食材を消費する私たちがNOを突きつければ、排除するこはできると思います。

食品添加物や農薬がどんどん使われている背景には、私たちがそれを使ったものを欲しているという事実があるからです。

虫がちょっとついてたらイヤ、形が悪いとイヤ、色が悪いとイヤ、長持ちしないとイヤ、安くないとイヤ…

私たちが求めるものを作るために、生産者は薬物を使っているのです。
(それ以外にも生産性や利便性の向上、コスト削減、高齢化による労働力の不足など他にも多くの面があると思いますが)

 

もし、そのような薬物を使ったものを消費者である私たちがみんな『イヤ』と拒否したらどうなるでしょうか?

当然、薬物を使ったものは売れなくなり、それらを作っている生産者は薬物を使わなくなると思います。

 

私たちが一人で何かを変えようとしても、できることはほとんどありません。

しかし、一人一人が真剣に考え行動すれば、大きなものでも動かす・変化させることができると思います。

 

世の中の動きに流されて生きるのではなく、色々と考えてみましょう。

そして、小さな一歩かもしれませんが、少し行動してみましょう。

小さな一歩から、自分が、日本が、世界が変わるかもしれません。

ф(。。)俊

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.matsui-ph.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/17